ミッドナイトイーグル

2008年07月01日 14:03

ミッドナイトイーグル スタンダード・エディションミッドナイトイーグル スタンダード・エディション
(2008/06/04)
大沢たかお藤竜也

商品詳細を見る


監督:成島 出、原作:高嶋哲夫 、脚本:長谷川康夫、
撮影:山本英夫、 美術:及川 一、音楽:小林武史


出演
西崎優二:大沢たかお
有沢慶子:竹内結子
落合信一郎:玉木宏
佐伯昭彦:吉田栄作
青木誠:坂本爽
チヘ:金子さやか
平田俊夫:波岡一喜
西崎優:佐原弘起
斉藤健介:大森南朋
宮田忠夫:石黒賢
内閣総理大臣:藤竜也

山岳サスペンス・アクションムービー
 戦場カメラマン西崎優二は戦火にさらされながらお腹を空かせた子供に自分の食糧を分け当てあた瞬間、その子供が爆撃によって死に晒される処からこの映画は始まる。


三年後、西崎は妻を亡くし一人息子・優を義理の妹・有沢慶子に託し戦場カメラマンを辞め、一人北アルプスに籠り山を撮り続けていた。
ある日、山中で空を駆けていく赤い光を撮影する。その頃、政府官邸に米軍の戦略爆撃機“ミッドナイトイーグル”が消息を絶ったという極秘情報がもたらされる。なんとその機体には日本全土を危機に陥れることができるステルス爆弾(核)が搭載されていた。爆破されれば長野はおろか東京まで被害は及ぶ。以前の工作員殺害隠ぺいの横田事件との絡みがあるのではと 東洋新聞記者の落合は憧れでもあり古い付き合いでもあり何よりこの写真を撮影した張本人の西崎を案内人として穂高に極秘入山を決行。同時進行で週刊「WISE」の記者でもある慶子にその旨と写真の解析を依頼するのだった。
慶子も横田絡みの工作員事件を追いつつ事件が徐々に解明されていく。
 一方、穂高歴20年の西崎・落合は冬山にはなんの心配もしていなかったが白武装した自衛隊や自分達を狙撃する工作員らしき人物に事態は思わぬ方向へ暗転するのだった。。過去の自責の念からから関わりたくない西崎と過去のトラウマで自分から逃げたくない落合。。
そして自衛隊も壊滅状態。。残るは佐伯唯一人、工作員は30強。。自衛隊1人と民間人2人で日本は救えるのか!!

 みんなの憧れのカメラマンだった西崎雄二、戦場の中のひとときの安らぎと全てが灰と化した中での眩し過ぎる子供達の笑顔を撮る事に長けていた。観る人を引きよせ、そして平和を願う様な気持にさせる。。そんな写真家さんだったのでしょう。ただ、シャッターを切る度に自分の中で何かが。。写真はとっても目の前の人一人の命すら救えない。。戦争を憎み続け魂を切り刻むようにシャッターを押していった様な気がします。ある瞬間、ぷつりと自分の中で何かが切れてしまって、もう戦場写真が撮れない儘、誰とも接触したがらず山中へと逃げ込んだ西崎。彼が立ち直るのを待ちながら自分が病気である事を告げずになくなった妻と、母を奪ってしまったという罪悪感から息子と向き合えない西崎。
 そして横田の事件で自分から逃げてしまったジブンにもう一度向き合いたい落合。。
自衛官に疑問を持っていたが西崎の写真で自分の仕事に誇りを持つことが出来たという佐伯。。
日本より息子を守りたい、その一心で最期の決意を固めた西崎。。
最期に見せた三人の笑顔が天使の様で♪涙が全く止まらなかった事は言うまでもありません^^;
山岳系が好きな方は特に^^、少し重くても最後の後味は良いですので是非♪

そして裏を返せば工作員側も自分の国を守る事に必死でしたこと
憎むべきは戦争

Love peace

空撮の風景が凄く綺麗で冬のアルプス連山、最高です!!(特に槍)
夏も穂高・槍辺り朝日が昇る頃は神聖な気がしますが冬は凄いのだろうな〜(うっとり)





Mr.&Mrs,スミス

2008年03月17日 17:22

Mr.&Mrs.スミス プレミアム・エディションMr.&Mrs.スミス プレミアム・エディション
(2006/04/05)
ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー 他

商品詳細を見る


監督:ダグ・リーマン、脚本:サイモン・キンバーグ、製作総指揮:エリック・フェイグ、音楽:ジョン・パウエル、撮影:ボジャン・バゼリ
出演:  ジョン・スミス         :  ブラッド・ピット 
      ジェーン・スミス       :  アンジェリーナ・ジョリー 
      エディ             :  ヴィンス・ヴォーン
      ジャスミン           :   ケリー・ワシントン
      ベンジャミン・ダンズ     :  アダム・ブロディ

6年前、南米のとあるホテルで暗殺者を探す警官隊の捜索で偶然逢った二人、情熱的な恋に落ちたジョンとジェーンは半年後に結婚し夫婦となる。実はジョンは表向きは建築家、ジェーンはプログラマー、裏稼業はプロの殺し屋で二人はお互いに隠し通している。無論、組織としての絶対の機密事項なのだ。それ故か夫婦として5年の時を過ごし、徐々にすれ違って行く二人。カウンセラーにも相談し、いわゆる「倦怠期」だろうと本人達も悩んでいたある日の事、偶然にも、ジョンとジェーンに同じ殺しの依頼が舞い込んだ!!組織の中では2人共にエース級の凄腕・・お互いが仕事を仕損じる中、ふたりは残された手がかりを元に「裏の顔」を知ってしまう。裏社会に生きる者の定め、姿を相手に見られたものは48時間以内に相手を殺さなければ自分が組織に抹殺される!!結婚は計画的だったのか?愛など最初からなかったのでは?命を賭けた前代未聞の夫婦喧嘩が今、ここで勃発した!!ところがある事をきっかけに何やら背後で大きなものが蠢めいていた事に気づく二人は・・

 久々のアクション映画、ブラビ&アンジーの軽いコメディータッチなアクション映画なのかなと思っていたのですが観てみると、勿論痛快アクションでもあり、ラブストーリーでもありです。秘密をずっと持ち続け、出逢った当初は謎めいて魅力的だった、しかし月日が経つにつれ少しずつすれ違うようになっていく二人・・互いに愛し合ってはいるものの、話すことが出来ない部分が多過ぎて、結局分かり合う事が出来ない儘に・・。そしてお互いの稼業が殺し屋だと知り、お互いがお互いをこの結婚自体が最初から自分を利用する為ではなかったのかと疑うようになる。相手はそして自分は本当に愛しているのか?殺すのか?殺されるのか?悩み続けながらもジョンに向かい最後の最後で止めを刺せないジェーン。最後の最後になって自分の第一印象をジェーンに聞くジョン(反則行為です(笑)6年間の鬱憤を晴らす様な、立ち回りが・・ジェーンがジョンを殴っている時はあまり思わないのですがwジョンがジェーンを殴ったり、蹴っ飛ばしたりしている時はもっと優しく・・ね;と思ってしまうのは、やはりこういう映画は向いていないのかも;とにかく家出のファイトシーンは迫力満点でした!!体中で怒りを表現し一種の愛を語り合っていたようだった・・
 ある意味動物的勘で能力を発揮するジョンと緻密なジェーンの仕事や意見も全く正反対、それでも最後にぴったりと息が合うと言った所がやはり愛なんだなと((´∀`*))

 
 

「めぐり合う時間たち」〜THE HOURS

2008年02月16日 15:27

めぐりあう時間たち DTSスペシャルエディション (初回限定2枚組)めぐりあう時間たち DTSスペシャルエディション (初回限定2枚組)
(2003/11/28)
ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア 他

商品詳細を見る


この映画は上映されて以来、多分10回以上は観ています。好き嫌いがはっきり分かれる作品だと思いますが、救いようが無い底なしの暗さと映像・音楽の美しさが醸し出す独特の空気と、ニコール・キッドマンの演技力共に素晴らしい。そして未だに半分も客観的に観る事が出来ない程、入り込んでしまう映画です。

 スティーヴン・ダルドリー監督、ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープ主演。舞台である1923年と1951年、2001年が継ぎ目無く繋がっていて、一番最初観た時は、ちょっと解らなかった部分もあり、何回も観ているうちに味が出て来る(笑)そういった映画です。人間関係の微妙なずれが、本当に素晴らしい!好意や愛情を求める反面、拒絶するリチャードやヴァージニアの心の悲鳴が聞こえてくる様で、何度見ても、涙が出てこないほど悲しい。特に家出を試みるヴァージニアを追って来た夫・レナードに対してヴァージニアが言う台詞で、「私は深い闇の底に沈みもがいている。でも、この感覚は私だけにしかわからない。」という場面があるのですが、レナードのヴァージニアを救いたい気持ちは凄く伝わってくるし自分の闇に巻き込みたくないヴァージニアの気持ちも伝わってくるし本当に切ないシーンです。やるせないシーンばかりですが(笑)この映画は凄く好きです。

ムーランルージュ

2008年02月16日 15:13

ムーラン・ルージュ (ベストヒット・セレクション)ムーラン・ルージュ (ベストヒット・セレクション)
(2007/10/24)
ニコール・キッドマン

商品詳細を見る


監督:バズ・ラーマン、出演:ニコール・キッドマン、ユアン・マクレガー

 この映画は1年に多分1回以上は観ています(笑)もともとミュージカル好き、そしてニコールファンなので大好きな映画です。1899年、パリのナイトクラブ‘ムーランルージュ’のトップスター、サティーン(ニコール)と青年舞台作家クリスチャン(ユアン)のラブストーリー。ストーリー自体は王道で(笑)ムーランルージュの投資家兼サティーンのパトロンが二人の恋路を邪魔し、サティーンが不治の病である結核に侵されていくものなのですが、ユアンとニコールの歌声が素晴らしい!!最初の方のラブソングメドレー(クリスチャンがサティーンを口説く場面)は聞き惚れます(*^_^*)特にユアン凄いです!是非是非、舞台でそして生で聞いてみたいものです。そして、二人の純粋かつ情熱的、それでいてどこか痛々しい愛は涙を誘います。何故かこの映画を観ていると、チャップリンの‘ライムライト’を思い出す。そんなピュアな愛情があるような気がしました。そしてそして、ニコール・キッドマン!他を圧倒するオーラを発しながらもどこか繊細で壊れそうな彼女の存在感と演技力に今日も魅了されてしまいました(笑)

モディリアーニ 真実の愛

2008年02月16日 15:12

モディリアーニ 真実の愛モディリアーニ 真実の愛
(2006/01/07)
アンディ・ガルシア、エルザ・ジルベスタイン 他

商品詳細を見る


監督:ミック・デイヴィス、出演:アンディ・ガルシア、エルザ・ジルベルスタイン、オミッド・ジャリリ、エヴァ・ヘルツィゴヴァ

 モディリアーニは幼い頃、居間にジャンヌの絵が飾ってあり(もちろん単なるポスターです)子供心にも凄く怖い絵を描く人だと思っていました(笑)異様に長い首と細い顔が不安を呼び瞳を書き込まない塗りつぶした目はブラックホールのように吸い込まれていきそうな気がして、夜中トイレに行く時見ない様に俯いたまま歩いた記憶が(笑)もちろん一般的には官能的・優しさに彩られたと評されてますけれど・・・私の中では怖い絵ではあるのですが、一方で強烈に引かれる画風でもあり、そんなわけで今回レンタルしてみました(^^♪

 ピカソとの殺意に満ちた嫉妬と一種の愛とも呼べる深い理解で結びついた関係が、ある意味で、モディリアーニを本当に理解していたのはピカソかと(笑)そしてジャンヌ!凄い狂愛です(^^ゞ人は人をこんなにも愛せるのか(^^ゞモディリアーニよりも激しい(笑)そして、美術コンテストに対する画家達の絵に対する想いが凄く伝わってきました。魂を絵の具に込め、カンバスに命を吹き込んでいく・・・まさにそんな言葉がぴったりな迫力シーンです。肺結核なのに酒とドラッグ、タバコに溺れ、それでも誰よりも純粋に絵を描く事を愛した一人の天才が不遇ではありながら一方では幸せではなかったんだろうかと。そしてそして、映像・音楽共に素敵です。ドガの絵に迷い込んだみたいな錯覚を覚えました(笑)アマデウスと同じ様に最期はとてつもなく暗いENDなのですが、モディリアーニの方が温もりが漂ってくる感があります。


最近の記事